インストラクターまでの道現在(2001年)、SPDで、PADIインストラクター取得コースに参加している仲間たちです。
ダイビングをはじめたきっかけや、インストラクターになろうと決めた理由などを語ってもらいました。

実は、私は海が大嫌いでした。
足のつかないところなんてもってのほかです。
吸い込まれてしまいそうな恐怖感があり、海は私にとって、眺めて心を癒してもらうためだけのものでしかなかったんです。
そんな海恐怖症の私が、こともあろうにダイビングのライセンスを取ってしまったんです。
友達に誘われるがままに、訪れたサイパンで、ファンダイビングをしてしまったのです。
しかも、その後ライセンスまで取ってしまいました。
何か、とても心地よい体験をした気分でした。
あれだけ怖かった海でしたが、水中世界は驚くほど神秘的で水中生物たちにも感動しました。
オープンウォーターの講習のときは、なんとも恐ろしいスポーツだなぁ、死なないかなぁ、大丈夫かなぁ・・・、なんて思っていましたが、やってみるとその思いは一転し、もっともっと深くダイビングを知りたいと思うようになったんです。
もっとダイビングや水中世界について知りたいという気持ちは日々強まっていく一方でした。
そして、ダイビングのインストラクターになって、水中世界、生物、そしてダイビングを教え、そこから何かを得ることができたら・・・と気づいたときには、インストラクターになるための資料を集めていました。
ワーキングホリーデーについては、サイパンに行く前から計画していましたが、ダイビングなんて、考えてもいませんでした。
けれども、このワーキングホリーデーを利用して、ダイビングのインストラクターになると決意し、集めに集めた資料の中から、講習に適している海と言う言葉に惹かれ、SPDに決めました。
コースが始まり、レスキューまでは楽しみながらダイビングをしていましたが、ダイブマスター、つまりプロコースが始まると勉強もさることながら、辛い講習に何度もくじけそうになりました。
けれども、先輩のインストラクターに元気付けられ、乗り切ることができました。
そして、スタッフの方々の熱心な講義とアドバイスにより、無事インストラクターになることができました。
今思えば、勉強も講習も簡単なものではいけないんです。
インストラクターはお客様の命を預かる仕事、何があっても冷静に判断し行動しなければなりません。
明るく、楽しいインストラクターであっても、いざという時いい加減なインストラクターは、本当のインストラクターにはなれないのです。
お客様に100%信頼され、安心してダイビングを楽しんでもらうための、厳しい講習だったのだと思います。
もちろん、スタッフはみな明るく、皆を楽しませてくれる方々ばかりです。
SPDのインストラクターやスタッフは、楽しむときは楽しみ、遊ぶときも遊ぶ、けれども、きちんとまじめに講習して、理解するまで何度でも繰り返し繰り返し、生徒のために力を100%出してくれる人ばかりです。
また、海のすばらしさを知らない人たちに、海は怖くなく、とても美しいものなのだと言うことを伝えたいです。
昔の私のように、海を怖がっている人たちに、この水中世界のすばらしさを伝えたいのです。
インストラクターになり、やっとスタートラインに立つことができました。
ワーキングホリデーの残りの期間、インターンとしていろいろ勉強させてもらいました。
インターン期間中は自分のインストラクションを見つけるまでに、何度も壁にぶち当たり、悩んだ時期もありました。
けれどもそれ以上に得るものがたくさんあり、感動することもたくさんありました。
自分のインストラクションを見つけるのにゴールはありません。
日々勉強です。
目標が達成できたら、また次の目標へ進む毎日です。